ノーリスク・元本割れなし!iDeCOに全額定期預金


節税効果を大いに利用

投資の運用益が非課税になるうえ、月々の掛け金の分だけノーリスクで所得税や住民税の節税ができるというのがiDeCOの特徴です。運用できる商品が投資信託だけでなく、定期預金も選べるんですよ。投資して利益を出すのが主な目的となるなら他の制度を使うこともできますが、安全第一で老後資金を築き上げていくという意味では、他の制度で投資信託を積み立てながら、iDeCOは定期預金で運用という使い分けもできます。iDeCOの場合、口座手数料無料のネット証券に掛け金を預けても、制度の構造上最低でも年間2004円の手数料を支払う必要があるので、全額を定期預金にすると運用面ではコスト負けしてしまいます。とはいえ、所得税と住民税が控除される分、最低でも掛け金の15パーセントに相当する節税効果が得られる点は大きいといえるでしょう。年収が高い人ほどその効果が大きくなりますし、配偶者控除や扶養控除がない独身の人ほど有利になりますよ。

利回り30パーセントも可

40代の独身で年収500万円以上の人で企業年金がなく、毎月2万3000円をiDeCOで定期預金の運用をした場合、年間5万5800円の節税となり、利回りはおよそ20パーセントになります。同じ条件で配偶者や子どもがいる場合は、年間4万1700円の節税額で、独身者に比べると節税効果は少なくなりますが、利回りは15パーセント確保できます。年収800万円以上になれば独身でも家庭がある人でも利回りは30パーセントを上回ってくるでしょう。一方で、所得が少ない場合は、iDeCOでも元本割れのリスクのある投信で積み立てを続け、そのリターンを非課税で狙うようにするといいですよ。

iDeCOとは個人型確定拠出年金の通称です。公的年金制度にプラスする形で個人で申し込みから運用まで行うことが出来て、その掛け金と運用益で将来の年金に上乗せして給付されます。